統合報告書の作成についての最新情報

統合報告書の作成についての最新情報を紹介します。これまで統合報告は国際的なガイドラインに基づいて行われてきました。このフレームワークそのものは現在でも有効なステイクホルダーとのコミュニケーションの媒体として役立てることができるものです。しかし、ステイクホルダーとより有効なコミュニケーションを行うためには、ステイクホルダーをしっかりと特定し、ステイクホルダーエンゲージメントやステイクホルダーコンサルテーションを通じた価値創造のプロセスを明示しなければなりません。そのため、常にステイクホルダーと価値を共有する必要があります。それでは、ステイクホルダーと共有すべき価値とは一体どのような価値のことを言うのでしょうか。以下ではこのことについて紹介します。

統合報告のフロンティア−ステイクホルダーと共有すべき価値–

ステイクホルダーと共有すべき価値とは一体どのようなものでしょうか。統合報告を行うためには、ステイクホルダーとのコミュニケーションを通じて価値を創造したプロセスを考える必要があります。その価値の一つとして、最近では、SDGs(sustainable development goals)と言う目標に合わせた指標を作ることが大切となってきています。SDGsは統合報告とは異なるものですが、統合報告の原則に基づきながら個別具体の価値創造プロセスを考えるために有効な指標を開発しています。そのため、ステイクホルダーと共有すべき価値を考える場合には、このSDGsの指標を考えてみることが有効です。もちろん、SDGsで示されている指標が各企業の価値創造プロセスに合っているかどうかを確かめる必要はありますが、示されている指標を目安にすると良いでしょう。

統合報告書作成のための最新情報を入手するために

統合報告書を作成するためには、統合報告のフレームワークだけを参照するだけでは不十分です。先のような、SDGsなどの指標が開発され、次々に新しいフレームワークが生み出されています。また、誰を重要なステイクホルダーとするのかといったステイクホルダーの特定も重要です。それによってどのような価値が生み出されているのかを示すプロセスが異なるためです。最新の情報を知るためには、シンポジウムや勉強会に参加してみるのが良いです。専門知識を持ったコンサルタントや専門家がわかりやすく説明してくれますし、参加している他の企業との情報交換も行うことができます。最新の情報をキャッチアップするためには、そのような場に出向くことが重要です。SDGsのような最新情報はそのような場でないと公表されないので積極的に参加することで情報を得ることができます。